2014年12月3日発売の磯山純「Love yourself ~for next stage」の中から「虹は雨の上に」のPVが公開された。
製作を手がけたのは写真家の長坂芳樹氏で、彼の幅広い活動はオフィシャルサイトで見ることが出来る。→長坂芳樹オフィシャルサイト (個人的には私の同じ年齢なので凄く親近感がある。)
この曲が光の現象である虹を題材にしていること、またテーマが苦しんでいる姿が実は輝いているというコントラストにある。そのため、今回のPVも暗い室内と明るい屋外、カラーとモノトーン、順光と逆光、街中と海辺と光のコントラストをふんだんに使ったものとなったのだろう。
個人的には逆光がこれだけ色々な使い方をされているPVを見たのが初めてなので、その点でも大変印象的だ。
PV全体を通してこの曲の心象風景を映像化した雰囲気に出来ている。特に、この曲の中で磯山が自分自身の事を歌ったのでないかと思われる「このままいなくなっても 誰も困らないだろう 僕じゃなきゃダメな ものは1つもない」部分の映像が水戸市内での磯山の姿になっているところは、作曲時の磯山自身の気持ちを暗示しているのかもしれない。
PVの中で出てくる街が水戸市内で、海辺が大洗海岸と地元で撮影されていることも水戸の活性化からはじまり現在では地域振興を活動テーマとしている磯山のPVらしいといえる。
PVで出てくる場所で私が分かるのは大体分かるのは以下のようなところだ。
1 橋は水戸市柳町と柵町と間で桜川にかかている橋(柳提橋の一つ東隣の橋)。PVでは柵町側から柳町に向かって歩いている。
(天狗納豆が近くにあるのでお土産に最適!)
2 市街地は水戸市泉町1丁目から2丁目。泉町会館や水戸芸術館のタワーなどが見える。
(水戸芸術館、京成デパート、そして泉町商店街をぶらぶらするのも楽しいです。)
3 海岸は大洗海岸だと思われる。
ファンの方でこのPVに興味をお持ちの方は、水戸に行った際、撮影に使われた場所を散歩してみるのも面白いかもしれない。