in store ~近野淳一1st. concept album

 

「ギターサウンドって、やっぱり格好いいよな。」

久しぶりにそう思わせてくれたのが、この「in store」。

このところ聴いているアルバムは、シンセ・ストリングス・パーカッション等々色々な楽器が使われて格好いいアレンジのものが多く、いつのまにか自分の大好きなギターが全面クローズアップされているアレンジのアルバムを聴いてませんでした。

そんな自分にとって、自分のギター好きを再認識するとともに久しく味わっていなかった言葉に言い表すのが難しいワクワク感を呼び起こさせてくれたのがこのアルバムです。

「近野淳一の音楽を支えてきたお店」からインスパイアされて出来た曲を集めたコンセプトアルバムという事で、アレンジそしてギターの音色のセレクトもそのお店や曲の雰囲気にマッチしたものだと思います。が、それと同じぐら良い意味で大好きなギターで「遊んでる」「楽しんでる」そんな印象を受けます。

速弾き・ライトハンド奏法など駆使したリードギターはもちろん、バッキングでもロングトーンにコード・カッティングを被せたり、ギターのパワーコードを重ね録り(多分)してみたり。音色も思いっきり歪ませてたと思えば、ノーエフェクトのクリーンな音、アコースティック・ギターの綺麗な音を聴かせてくれる。アレンジもハードロック、ジャジー、スカに素朴なフォーク調とまさにやりたい放題。

まるで、大好きな玩具を与えられて、「好きに遊んでいいよ。」といわれた子供のように、喜々としてレコーディングしている近野さんが目に浮かぶようです。そして、そんな近野さんのワクワク感がオーディエンスに伝わるのだと思います。

楽曲は、近野さんが全国で活動する中で影響を受けたお店のこと、また、お店から影響を受けたことがベースになっているためか、それぞれのお店への愛情と近野淳一の人間味をより強く感じるものばかりです。

特にTIERRA。友人の殆どが大都会にいながら地方に生きることを選んだ人間にとってはを東京の大きなホールでバンドで歌って欲しい騒動に駆られます。
そして、わいず。エレキギターにアコースティックギター、そして、このアルバムで唯一(?)ブラス音のシンセやピアノも加えての豪華な編成で、更に4つ打ちベースの躍動感あるアレンジです。が、そのメローなメロディーラインでライブ会場のライブ前の期待、ライブ中の歓喜、そしてライブ後の一抹の寂しさまで感じられて、胸の奥がグッと来るものがあります。
わいずに限らず、ライブ会場、特にライブを専業にしない場所への、近野さんの会場愛があふれるプレゼントのような曲です。

「鴉」のG/Voの近野淳一ではない、近野淳一のもう一つの姿が形になったのがこのアルバムなのかもしれません。

そんな近野淳一「in store」は
1 ライブ会場
2 ネット通販サイト「単身奏デ屋」
3 近野淳一音源取扱店舗
4 2018-7-3から全国CDショップ
で買えます。


 

2 Comments
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