「原点回帰」~近野淳一

 

ロックバンド「鴉」のボーカル近野淳一さんのアルバム「原点回帰」。
間違いなく私にとってのBest of bestの中の一枚です。

一緒にツアーもしている磯山純さんが尊敬してやまず、一度共演したアダチケンゴさんが「ギターも上手いし、曲も凄く良い!いつブレークしても不思議じゃない。」と絶賛していた事で知りました。

そして、このアルバムも最高。まさにツボにハマった感じです。
アルバム全体を通して、基本的にギター・ベース・ドラム中心のシンプルな編成なのでが、聴いた印象は厚みがあって豪華な感じさえします。
特に、ギターはアコースティックギターにエレキギター。そして、エレキギターもノーエフェクトの音から色々なエフェクターを使っての多彩の音色を使いこなしたアレンジになっています。
更には、ギターフレーズ・演奏も格好良く、ギター好きな者にとっては堪らない一枚です。

歌詞は、独特の世界観を感じる言葉選びながらも決して違和感を感じず、いつの間にか腑に落ちるもので魅力的です。また、曲はロックテイスト満点のものからフォーク、またカントリー調と幅広く、そして、どこか哀愁を感じる綺麗なフレーズで気持ち良いというのが実感です。

まさに、タイトル曲の「原点回帰」の歌詞の中にある通り「何だかいい曲がいっぱい入っている」のアルバムです。

本当に全曲好きなのですが・・・・あえて書くと
◎とにかく好きな曲
1下道冒険記 2としま 3原点回帰 4表裏一体
◎ギターが格好いいな~と思った曲
1愛情 2油性論 3夜はまだまだ 4正当進化

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