それは、数か月前の一本の電話が始まりでした。
「磯山純さんは、当小学校のイベントに出演してくれるだろうか?」
ジイマで教科書を担当させていただいている鉾田市旭東小学校の校長先生からの電話でした。
旭東小学校の恒例行事である「東っ子フェスタ」で、2019年茨城国体のイメージソングで磯山純さんが歌う「そして未来を」を子供たちに磯山さんと一緒に踊らせてあげたい。そのようなお気持ちから度々磯山さんがライブしているジイマにお問合せいただきました。
校長先生の諸々のご心配をよそに磯山さんが出演を快諾、11月16日(土)快晴の下開催された2019年度の東っ子きらきらフェスタで磯山純さんのライブが実現しました。
当日は、午前中子供たちはいろいろな教室に分かれて松ぼっくりツリーやスライム作り、ゴム鉄砲等色々な手作り企画を楽しんでいました。外では子供たちのお父さん・お母さんたちが子供たちが作ったサツマイモを使ってサツマイモスティックやイモ煮汁を作っていて、学校全体が本当にいい香りに包まれていました。(これがまた美味しいのなんのって、磯山さんも「美味しい美味しい」といいながら、いただいていました。)
昼食後、体育館でいよいよ磯山純さんのライブ。
冒頭から、国体のイメージソング「そして未来へ」を。磯山さんも「踊ってもいいよ。」の声を受けて早速低学年の子供たちが立ち上がって踊っていました。
途中で、子供たちの質問に丁寧に答えたり、ステージに腰を掛け子供たちに目線を合わせて歌ったりしていました。
そして、最後は子供たち、保護者の方も総立ちでの盛り上がりでした。
最後は、保護者代表の方のお礼の挨拶と子供からの花束贈呈で終了・・・・。
と思いきや、そのあと校庭に出て子供たち全員が磯山さんの生歌で「そして未来へ」を踊ることに!
みんな楽しそうにそして気持ちよさそうに磯山さんの歌に合わせて、踊っていたのが印象的でした。
そして、上級生の中には振り付けの中でも一番難しいバージョンを数か月練習してマスターしていたグループもあり、磯山さんも「あのバージョンを踊れるのはなかなかいないですよね。」と驚いていました。
「田舎の小学校の子供たちだけど、県外・国内、そして世界に目を向けた子供たちに育ってほしい!」という校長先生の熱い気持ちと自分を好きになって自信をもった大人になって欲しいという磯山さんの心が一致して実現した素敵なイベントになりました。