Acoustic 2men Live at jiima 磯山純&アダチケンゴ~H29-4-7

 

「とにかく手抜きなく全力で歌う二人に圧倒された~。」

ライブ後、磯山純さんファンの初老の男性が呟いたこの一言が、去る4月7日に鉾田市のジイマで開催された「Acoustic 2men Live at jiima 磯山純&アダチケンゴ」を如実に物語っているような気がします。

それぞれ単独ライブで茨城の各会場を完売にする人気のアーティストである上に、茨城では初の2マンライブだったので、予約チケットは早々に完売したライブでした。

 

*この日は違うモデルながら偶然二人ともTaylerのギターでした!

 

 

最初に登場したのはアダチケンゴさん。

Tell me /Jumping Upとノリノリのアップテンポの曲でスタート。いきなり冒頭から「オ~」という歓声とともに大盛り上がりのステージ。

そして、ホッと聴かせる曲に、しっとり聴かせる曲。さらに最後の「ひだまりの下」はオリジナルよりもスローなバラード風のアレンジでの演奏でした。
この日、初めてアダチさんのステージを見る人にも、アダチさんの魅力が伝わるステージだったと思います。

また、

「ポスターよりいい男だ~!」

という男性の掛け声に急遽作成してこの日初披露の茨城県民文化センター小ホールでのライブ(11月10日)のポスターを見ながら、

「ポスターの写真がイマイチなんですよ~(笑)。」

なんていう、掛け合いがあったりして、終始楽しそうなアダチさんでした。

*「とりあえず・・」という事で作成したポスターなので、このポスターの販売の予定はないそうです。ちょっと残念ですね。

 

また、軽快で楽しいMCの中では、至る所で「今自分がこうやって茨城で歌えているのは磯山君のお陰です。」と磯山さんに対する感謝の気持ちと、同じ年齢でありお互いに刺激し合う存在でもある磯山さんへのリスペクトの気持ちがひしひしと伝わってきました。

 

アダチケンゴさんのステージの熱が冷めやらないうちに磯山純さんのステージに。こちらも通常ライブ後半の盛り上がる場面で歌われることの多い「流れ星」「8cmのヒール」でスタートしました。

「僕の曲は、どちらかと言うとバラード系が多いんですよね。」

という磯山さんですが、この日のセットリストはアップテンポ&ダンサブルな曲が中心。

「流れ星」ではワイパー、「Dance Dance Dance~ラムコークを片手に」でのタオルパフォーマンスとお客さんと一体となって大盛り上がりのステージ。
「Buy&Sell~未来へのステップ」では、熱狂的なファンが立ち上がって踊る姿も見ることが出来ました。

また、途中、アダチケンゴさんとの出会いや今回のライブを決めた経緯に加えて、次のISOフェスにかける思いなどMCもしっかり時間をつかってお客さんに語りかけていたのが印象的でした。

そして、この日磯山さんから大きな発表が一つ。
それは、11月に鉾田市の隣、行方市の文化会館でのワンマンライブ開催が発表されました。なんとキャパ500超。地方都市での500超のホールライブは磯山さんにとっても、一つの「挑戦」とおっしゃっていましたが、有言実行の磯山さんならきっと成功させるはずです。

 

磯山さんのステージの後、磯山さんがアダチさんを招き入れる形で実現したのが、お互いの代表曲を共演するという豪華なコラボステージです。

当日来場された方には共感いただけると思うのですが、コラボした2曲。まるでデュオによるオリジナル曲のようじゃありませんでしたか?
二曲とも企画でコラボしたとはとても思えないような演奏で感動しました。

実はこの日、二人揃ってのサウンドチェックを終えた後、一番時間をかけていたのがこのコラボ・ステージで披露された2曲です。

磯山さんとアダチさんの2マンライブは茨城では初めてですが、関西では何度かやっていてお互いに「Stranger」と「いつか湖のほとりで」はよく知った曲。にも関わらず、

「ここは〇〇が歌った方が良いんじゃない?」とか「ここはハモリじゃなくて、ユニゾンで。」とか、「ここのギターストロークはこんな感じで。」とか、それはそれは細かく打ち合わせした上で何度もリハーサルを繰り返していました。

その姿から「お客さんに最高の時間を提供する!」という二人の気持ちがヒシヒシと伝わってきました。

 

そんな二人の豪華な「Stranger」と「いつか湖のほとりで」の演奏で磯山さん、アダチさんともに汗だくになる程の熱い熱いライブが割れんばかりの拍手の中終了しました。

 

ライブ後の物販では二人とも長蛇の列。それぞれにお客様からこの日のライブでの興奮を直接聞いたお二人は、物販終了後、

「喜んでもらえたみたいで本当に良かったし、嬉しかった。そして、熱く温かいお客さんと一体になれたライブで本当に楽しかった~~~~~!

とおっしゃっていました。

 

6 Comments
  1. 貴重な一日でした\(^o^)/ジイマさんの所だから実現したと思います♪
    33才の大人なふたりの振る舞いが好感持てました。
    歌も、2人とも素敵でした♡
    ご家族総出でお疲れさまでした。とっても楽しかったです。

    • お越しいただいてありがとうございました!ご本人達は関西では2マンライブをしたことがあるようで、それほど貴重とは思っていなかったようです。が、茨城のファンからすれば本当に贅沢なライブでしたよね。そんなライブをジイマで開催してくれて、感謝の言葉しかありません。また、cloverさんをはじめお越しいただいたお客様のノリの良さに二人共喜んでいました。まさにアーティストとお客さんとで作り上げられた特別な時間でした。こちらこそありがとうございました。また、ジイマでライブをやるような時には是非お越しください。

  2. こんばんは😊

    ジイマさんでの
    純くん、ケンゴくんの
    2マンライブ
    本当楽しみにして
    予約もしていましたが
    家庭の都合でどうしても
    行けなくなり、泣く泣く
    キャンセルしたので
    ライブの様子が知れて
    嬉しいです。

    この2人の2マンライブは
    神戸で1回、東京で1回だったと記憶しています。
    ブッキングで他の方も共演するライブはありましたが、、、。

    お互い同い年で意識し合うライバルだからこそ、ジイマさんでのライブも熱いものになったと思います。
    今だからこそ、本当に2人の歌を聴きたかった〜〜ってしつこいですよね!笑

    いつか、また
    ジイマさんでの2マンライブが開催される事を願っています。
    その時は参戦したいです(*^o^*)

    そして
    ケンゴくんの県文ライブ
    純くんの行方のライブ
    が成功しますように!!!

    • 今回、本当に残念でした。見ていただけたら満足いただけたライブだったと思います。
      2人のツーマンライブは今回で3回目だったんですね。ご本人達も「前もやったことあったよね~。」
      なんて言ってました。
      ただ、久しぶりの2マンと、それにたくさんのお客さんが入っていた事もあってか、二人とも
      終始楽しそうでした。
      セッティングや片付けをしている時には、現在のお互いの活動内容や機材・ギターなどの情報交換を
      ずーとしていたみたいです。

      またジイマで2マンライブを開催してくれる時があったら、その時には是非万障繰り合わせの上、ご参加ください(^^)。

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